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2019年12月20日(金)奈良市から「新クリーンセンターの建設候補地区について」報道発表がありました

  • 2019年12月20日の市長会見で、仲川奈良市長が、「これまでは、市単独での建設を考えていましたが、県北部地域でのごみ処理の広域化を視野に入れて、近隣5市町(奈良市・大和郡山市・生駒市・平群町・斑鳩町)で新クリーンセンターの建設を」目指すと発表しました。

  • (2019年12月22日(日) 午後3時11分2秒 更新)

奈良市の発表は下記の通りです。

現在の奈良市環境清美工場は、稼働開始してからすでに30年以上が経過し、老朽化が著しく、部分的に改修しながら稼働を維持していますが、このまま安定して稼働し続けることが厳しい状況になっています。

これまでは、市単独での建設を考えていましたが、県北部地域でのごみ処理の広域化を視野に入れて、近隣5市町(奈良市・大和郡山市・生駒市・平群町・斑鳩町)で新クリーンセンターの建設を目指しています。

今後は、広域化新施設の建設候補地を七条地区に絞り込み、周辺住民の皆様のご理解をいただく取組みとともに、地権者の方々にご理解・ご協力をいただくアプローチを進めてまいります。

5市町合同勉強会で検討した建設候補地選定の考え方

  1. 幹線道路に近接していること等ごみ搬入にあたっての交通結節がよい場所であること。

  2. 大規模な造成工事を必要としない平坦地で、市街地から離隔し、土地利用上の制限を極力受けないこと。電力、上下水道等インフラが整備されていること。

  3. 収集運搬コスト面からも施設周辺の地理的条件や人口重心等を考慮すること。

  4. 参加市町のごみ処理の負担と責任の公平性や住民理解を十分に考慮する必要がある。

以上を踏まえ、大和郡山市との市境である奈良市七条地区を最終的に候補地として絞り込んだものです。

1 新クリーンセンターのあり方

従来のごみ処理施設の負のイメージを払拭したエネルギーセンターとして、環境面での心配がなく、地域に新たな価値を生み出す、まちづくりの中核施設として貢献できるものにしたいと考えている。

2 広域化による効果

建設費と維持費の縮減
排ガス処理の高度化により環境負担の軽減
ごみ発電等のエネルギー回収の効率化

3 各市町の状況

各市町とも広域化の意義や必要性は共有しているが、基幹改修工事や小規模延命化工事を各市町それぞれの事情で実施しているため、施設更新時期に相違がある状況である。

4 今後のスケジュール予定

地元自治会・地権者交渉を経て、建設候補地を確定した後、事業着手から施設完成まで約10年を見込む。
(環境アセスメントに約4年、都市計画決定・用地取得・事業者選定・発掘等に約2年、造成・施設設計・建設工事等に約4年)新クリーンセンターの建設候補地区について(令和元年12月20日発表)

また、奈良市の発表については、NHKなどでも報道されました。

奈良市の新たなごみ処理施設の候補地について、仲川市長は大和郡山市との境にある七条地区の奈良養護学校周辺に絞り込んだことを発表しました。

さらに、周辺の自治体と共同でごみ処理することでコスト削減につなげたいとして、「リーダーシップをとって協議を進めたい」と述べました。

奈良市は、現在のごみ処理施設に代わる新たな施設について、コスト削減につなげるため周辺の自治体と施設を集約し、共同でごみ処理を行うことを目指しています。

その候補地について仲川市長は、20日の会見で、大和郡山市との境にある七条地区の県立奈良養護学校の周辺に絞り込んだことを明らかにしました。

さらに、近くを走る国道24号線とのアクセスをよくするため、新たな道路も建設するとしています。

奈良市はこの案をもとに、生駒市と大和郡山市、平群町、斑鳩町とごみ処理の広域化に向けた協議を開始する予定です。

今後の協議に向け、仲川市長は「ごみ処理という必要不可欠な施設をどう維持していくかは自治体にとって大きな課題だ。シェアリングが進むよう奈良市がリーダーシップをとって進めていきたい」と述べました。

奈良市では今後、地元との協議や交通への影響調査を行って具体的な建設地を確定したあと、10年ほどで完成させたいとしています。

奈良市がごみ処理の広域化協議へ

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